男子ツアーで最近まであまり見られなかった光景が、ここ数年で当たり前のように見ることができるようになりました。それは、選手が日傘を差している姿です。
数年前、女子ツアーではよく見る日傘を差してラウンドしている光景も、男子では全く見られませんでした。
それほど、紫外線に対しての危機意識も無かったし、現実それほど紫外線も強くなかったのだと思います。もちろん、日焼け止めも必需品になってきています。
しかし、男子プロにとって日傘の意味は、そういった紫外線対策よりも少しでも暑さを和らげて無駄な体力消費を避けるためのものです。
暑い中にずっといれば、体力に自信のある男子プロだって、集中力に精細を欠きます。
最悪熱中症のようになってしまえば、試合どころではなくなってしまいます。少しでも良いプレーをするための一つの努力として、日傘を取り入れているのです。