番手を教える際に注意しなければならないことは、選手がショットをする前に伝えることが基本なので、 集中している選手の邪魔にならないようにすること。
キャディにとっては大事な仕事ではないので、手が空いた一瞬の間に行います。
教えるタイミングは選手がアドレスに入るまでのルーティーンに入ってからということが多く、できるだけ選手の視界に入らないところでそっとします。
伝え方も指で示したり、ウッドの場合はヘッドカバーに書いてある数字を見せたりと、静かに行われます。
指で示す場合のよく知られている方法は、指を上にして普通に4本立てれば4番アイアン、5本立てれば5番アイアン、指を下にして1本出したら6番アイアン、2本出したら7番アイアンといった形。ちょっとした暗号を取り交わすような感じです。
手で示すので、他の選手が何のクラブを振るのかもわかり、参考になります。