私にとってキャディをしていて一番嬉しいと思う時は、優勝した時ではありません。
選手から「ありがとう」と言ってもらえた時です。
優勝した時というのは喜びよりも強烈な安心感が先にやってきます。喜びを感じるのは、その後選手と握手する時です。「ありがとう」の言葉そのものでなくても、ラウンド終了後の握手やハグがその言葉の代わりをしてくれる場合があります。
TVではなかなか選手とキャディの会話を聞くことができないので、こちらの方がわかりやすいかもしれませんね。私はその瞬間がとても好きです。
そしてそれに似たものとして、優勝した時やチップインした時などのハイタッチ、バーディやロングパットを決めた時などのグータッチも、選手と一緒になって勝ち取ったものというイメージがあって好きです。