その「道」とは、幹と幹などの低い場所だけに関わらず、空を斜めに見上げるような複数の枝と葉に囲まれた空間の場合もあります。
そこでまず、道が開いている場所がどれほどの高さで、その高さの角度に打ち出していける番手が何番になるのか、そこから出した時にフェアウェイに出るまでの距離とラフに突き抜けてしまう距離がいくつで、そのクラブとの兼ね合いがどうかということを球が打ち出されていく様子をイメージしながら考えます。
そうした道も1か所だけではなく、できれば数か所見つけて、今選手が置かれている状況(例えば攻めなければならないような状況なのか、確実にいかなければならないような状況なのかといったこと)を考えながら、全ての道で脱出させた後の攻め方をイメージします。
そして、最もイメージの良かったものを選択することになります。