無駄な力が入ることはスイングに影響することはもちろん、単純に選手が疲れてしまいます。集中力を保つには大変なエネルギーを必要とするので、大事な状況になるまで体力気力共に温存したいもの。しかし、無駄な力は全く不要なものながら、気づかぬうちに入ってしまう厄介なものです。
そんな力を抜くために有効的な方法は、今目の前で起きていることからちょっとだけ目をそらすこと。一息つくことさえ出来れば、それが必ずしも笑うことではなくても良いのです。
笑うことは他にも、あまり流れの良くない状況のときに、下を向いて歩きがちな選手に上を向かせることにも効果的です。
下を向いて歩くということは、姿勢だけでなくアドレスにも影響するもの。
ゆったりとした構えをしてもらうためには、やはり選手に上を向いていてもらわなければなりません。選手に話しかけて上を向かせるのはもちろん、それが明るい話だったら気分転換にもなります。