プロキャディ同士の食事中にはよくコースについてはもちろん、キャディに対する考え方、選手に対する思いなどが話題になります。しかし、常にまとまった意見というものは無く、それぞれがどのような考えを持っているのかを知り、自分の考え方を見直すために語り合います。
まず、自分がどんなキャディになりたいのかを考えてください。
誰からも必要とされるようなキャディになりたいのか、一人の選手を知り尽くせるキャディになりたいのか。
そしてなぜ選手はプロキャディを必要としてくれるのかを考えてください。
コースを熟知しているハウスキャディさんの方が良いのではないかと思う人も多いでしょう。実際、ハウスキャディさんの方が良いという選手もいます。
日本のプロキャディはプロと呼べるレベルではないと言われることがたまにあります。悲しいことです。そう言われても、私は言い切ります。私はプロキャディです。
プロキャディの一人が、プロと呼べるキャディはいないと言っているのを聞いたことがあります。私にとってその人はプロではないと感じました。
自信の無い言葉を、謙遜でも口にしてはいけません。 自信の無いキャディに頼れる選手はいません。