例えば、予選の初日を終えて、予選落ちが目の前に見えてしまっている場合やひょっとすると予選落ちもありうるという場合、予選落ちしてしまうことも想定して2日目の朝にほとんどの選手やキャディがホテルをチェックアウトします。その日以降の予約は残しておいて、結果が出次第ホテルに連絡を入れる形をとります。会場周辺のホテルでは、関係者ということで考慮してくださることが少なくありません。
そういった場合でもチェックアウトしないのは、次の週の会場にそのまま直接行く人や、会場で練習するために残る人です。
たまに「チェックアウトすると予選落ちをしそうだから」とゲンを担いでいる人もいます。 逆に予選通過の可能性が高いスコアなのに、「落ち着いてプレーできないから」という理由で必ず朝にチェックアウトするという選手もいます。
予選2日目の朝は様々な思いが見え隠れして、選手の違った一面を垣間見ることも少なくありません。